今日、近畿で一番高い八経ヶ岳(1915m)へ登るつもりで5時前にわが家を出て行き
ましたが、途中で、がけ崩れで通行止めとなっていることがわかり、大峯山に山を変えて行ってきました。(大峯山という山は本来ありません。正確に言うと山上ヶ岳といいます。
立山という山が無くて、雄山というのと一緒で、その地域の山を総称で呼んでいるだけです。こんな言い方は八ヶ岳をはじめ、日本各地に在ります。)
今日は、開山祭という事で登山口の駐車場は一杯で、路上駐車の車が一杯でした。
今はやりの?白装束に白地下足袋、でこにおわんみたいなをつけ、数珠とぼんぼりのついた帯のようなものを首からぶら下げて、鈴のようなものを先につけた杖を持って、ほら貝を腰につけた団体がたくさん山から下りてくるのに出会いました。
午前12時に本堂の戸を開けて、開山の行事を行って、ご来光を見て、下山するそうです。世界遺産に登録しようとしているんですが、「女人禁制」がどうもネックになっていると聞きました。山頂にある大峯山寺ですが、東大寺、吉野の蔵王堂に次いで日本で3番目に大きい木造建築との事ですが、多分、時代で区切っているんだと思
います。
戦国時代より以前の木造建築だと思います。
一等三角点の写真を送ります。山頂イコール一等三角点では在りません。
一番高い場所と、見晴らしの利く場所とは、同一地点では在りません。
ちなみに、富士山の山頂は、2等三角点です。
2003/5.3
女人禁制の大峰山