一泊二日という強行軍ですが、目的はこのイベントに参加することだけなので、この日は夕方6時から始まる前夜祭に間に合うように。
ぎりぎり間に合うかな??(笑)
桃園国際空港に着きました。リュックサックに詰めた手荷物だけなので、15時57分の新幹線に乗れそうです。
これだと、17時過ぎに台南に着きます。
台南市街と新幹線の台南駅は少し離れていて、タクシ−で30分くらいかかります。
6時10分前にホテルに到着しました。前夜祭が行われるホテルに泊まることにしました。大億麗緻酒店は台南での唯一のリゾ−トホテルだそうで、ジムやプ−ルなどの設備もあり時間があればくつろげるのでしょうが…(笑)泊まるだけはもったいないけど仕方ない。隣に三越百貨店があります。
ホテルは北部の台北より南部は安いと思います。
日本と違って、部屋は2人で泊まっても1人でもほとんど変わりません。このホテルで朝食付き1泊日本円で1万円くらいです。2人だとその半分ですから・・。

とりあえずチェックインして荷物を部屋に置いて、宴会場へ・・・。
グッドタイミング!!これから始まります。
私のテ−ブルには、高雄赴任3年という私くらいの年齢のご夫婦と、ツア−で来たという若い人が3人、もうひとり、日航に勤務の日本人男性とで7人でした。

初対面の人たちですが、いろんなお話を聞けて、楽しかったです。
日本の和太鼓から始まりました。
乾杯です。日本からは森元首相が来られていました。

ところで、桜を植樹する場所は、石川県出身の八田与一さんが尽力しでて作られた烏山頭ダムで行われます。同じ石川県出身の森元首相は 以前より日台交流に関わってこられたことを知りました。
このイベントを企画した日台文化協会の会長さんや、台南市長さんが並んでおられます。台南の市長さんはとても若い方でした。
森元首相の話はとても興味深かったです。

日本と台湾の関係や、八田与一さんのことを日本人があまり知らないのは、戦後の日本の教育に問題があったと・・・。
日本人はもっと歴史を勉強すべきだと。
実は、このイベントは第2弾で、1回目は皆さんご存知のかたも多いかと思いますが、日本の沖縄の離島から台湾に向けて海を泳いだ方たちです。このTシャツを着た若者たちが、そうです。
今回、スタッフとして頑張っておられました。、
福島の女性団体から、台南市にキルトのお土産です。
晩餐のメニュ−です。どれも美味しくいただきました。


            孔子廟へ

行く前は、前夜祭が終わったら夜市にでも行こうかと思っていましたが、終わったのが9時半ごろになり、次の日に備えて休みました。
次の日は、植樹式に出かける前に近くを散歩しようと計画していました。
出発は8時半ですから、6時半に朝ごはんを食べて、時間があります。1時間ほど散歩してきました。
台湾の朝の風景。こうしたお店はとても安いです。日本円で100円くらいで食べられます。

学校に登校する子も、朝食を買う風景をよく見かけます。
孔子廟が見えてきました。ホテルから歩いて15分くらい。どうも裏側らしい・・・



さて、ホテルに戻ってこれから桜の植樹式に 烏山頭水庫に向かいます。八田与一さんや日本人技師が住んでいた日本家屋が再現されています。その前に桜の木が植えられました。
私は前日にタクシ−を予約しました。式が終わるまで待ってもらって新幹線の駅まで送ってもらいます。5時間という契約で3000元。(ちょっと高いけど仕方ない)市内だと半日は2000元だそうですが、ダムは郊外で台南市街から1時間かかります。
台湾でタクシ−を使って観光に行く時でも待ってもらうのが一番良いようです。以前、苦い経験が・・・。
寿山にタクシ−で出かけ、帰りのタクシ−がなかった。仕方ないので歩いて高雄港まで・・・暑かったし、遠かった〜〜。



式が終わって、新幹線の駅に向かいます。
台南ではなく嘉義駅です。ちょっと余裕があったので、スタ−バックスでサンドイッチの昼食ととりました。

一泊二日の台湾、時間が少ないので心配もありましたが、思ったより余裕がありイベントに参加できて、とても有意義でした。


日台文化交流 絆の桜”
  
      台湾に感謝を伝えよう
東日本大震災の被災に対し、台湾から200億円もの義援金に対するお礼の気持ちを伝えようと、日台文化交流協会が企画したプロジェクトです。テレビでこの企画を知り、個人参加してきました。
2012.04.13~14