たまたま愛河沿いをサイクリングしていて見つけた煉瓦工場。
ここは、日本時代に作られたレンガ工場で、円型のホフマン窯が採用されています。このホフマン窯がそのままの形で残っています。通常の窯だと焼き上がり熱が冷めてから次また焼くと言う手順ですが、これだと連続して焼けるのが特徴だそうで、生産性に優れているようです。この窯での耐火煉瓦の生産によって高雄の工業化に大きく寄与したそうです。1992年に操業を停止し、2004年に国定古蹟の指定を受けて現在に至っています。最近、屋根などの修復が始まりました。
こうした建造物の歴史的価値を認め、後世に残そうとする台湾と言う国の姿勢は素晴らしいと思います。

初めてこの工場跡を見つけた時、中で作業していた女性が、手招きして普段入れないホフマン窯の上部を見せてもらった。
3回足を運んでいますが、こっちより向こうの方の方が私を覚えていて、3度目には大変お世話になりました。というのは、レンタル自転車の鍵が開かなくなり困っていたところ、なんとか鍵を修理しようと工具を出して頑張ってくださり、結局、無理だということになり、レンタサイクルの管理室まで電話。代替え自転車が到着するまで待っていてくださった。本当に親切にしていただきました。
 2013.12.02
この階段を上って二階内部へ案内してもらいました。
何のための穴なのか分かりませんが、とても広々とした空間。ここでも、作業されてたのでしょう。
台湾煉瓦工場打狗工場