大峯山脈の主峰弥山(ミセン)1895mとハ経ヶ岳(ハッキョウガタケ)1915mの稜線に天然記念物のオオヤマレンゲの大自生地があります。(近年鹿に新芽を食べられて枯れ方がひどいので周りをネットでかこんで進入できないようにしてあります。)開花期間は約10日間だけです。
 7月3日この日がチャンスとばかり早朝から入山しました。日帰り出来る唯一のルートがある駐車場へ行くとなんと車がいっぱいで道の端へ止めるはめになりました。何度かこのルートで入山してますがこんなに車が多いのははじめてでした。これは多分オオヤマレンゲを見る為にきているんだなと思いました。ということは時期的に間違いなさそうでちょっと安心しました。何度も歩いている道とはいえ、ヘビースモーカーで飲み会大好き人間の私には、くるたびに体力の衰えを感じさせてくれる急登です。出発して2時間半で弥山の山頂小屋に着き、期待と不安で稜線の自生地まで行きました。ありました。かわいいつぼみや満開の花があちこちに咲いていました。絶好のタイミングでした。カメラを持った人があちこちでうろうろしていました。帰りは、のんびりとカラマツソウ ツルアジサイ バイケイソウ ショウキラン等を写しながら帰ってきました。
 山野草、高山植物の中でも、天女花オオヤマレンゲはお気に入りの花のひとつです。

オオヤマレンゲ